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残酷な写真をグロいと言わないで下さい

こちらは2012年10月16日の記事です。

思い出

私が野上さんの事を語るのはおこがましいのでツラツラと思い出した事を記したいと思います。
野上さんは私にとって手の届かない神のような存在だと思っていましたが話したら気さくで普通の人でした。後に「素晴らしい人だと思って最初会った時に緊張したが普通の人だった」と話したら「アハハ〜」と大笑いしていました。また別の人からの手紙に「野上先生」と書いてあったのを自分で話し「先生だって〜ギャハハ〜」と笑ったら一緒になって笑っていました。今考えると私はなんて失礼な人間だったのでしょうか。

いつもフレンドリーな野上さんを私は怒らせた事がありました。それは残酷な写真をグロいと言った時でした。いつも冷静さを失わない野上さんが「写真に写っている動物に失礼ではありませんか」とかなり強い口調で言われました。その時にこの方は常に動物達の気持ちになって行動しているのだなと思い深く反省しました。

野上さんには黒い噂もあって寄付金を横領しただの書かれた物がありますがあれは全くのデタラメです。野上さんはお金に細かく更に頂いた寄付金を大切に節約していました。すると4千万円寄付金が貯まりました。金に目が眩んだ一部の人達がそれを自分達の物にしようと企み裁判を起こしました。相手は企業の弁護士でした。野上さん側の弁護士は「いずれは相手と和解してみんなで仲良くしましょう」と発言した事もある甘い弁護士でした。裁判は1審2審共敗訴し最高裁の上告は棄却されました。その時に裁判は全てが正しいのでは無いのだと知りました。

今年の2月にお会いした時はお元気そうでした。突然の訃報に信じられませんでしたがネットで読むうちにだんだんと実感がわいてきました。本当はもっと生きて欲しかった、しかしそれではいけないと気付きました。野上さんならやってくれる、誰かがやってくれるではだめだとわかりました。
これからもっと勉強して野上さんが築き上げた事を更に前に向かって進めるように頑張ります。



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by riz10212 | 2014-03-24 19:16
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