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3月11日 東電前アクション

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『原発事故から満4年・3.11東電本店前アクション』に参加しました。
福島から参加した男性が発言しました。その方は子供被曝裁判の原告になっているそうです。「東電は子供たちを被曝の危険にさらしています。そして何人もの人が亡くなっています。原発関連死は1932人もいます。東電社員の給料は平均年収600万円です。原発事故で被災した人には月10万円の賠償金しか支払われず、しかもそれを打ち切ろうとしています。今日、福島では雪が降り冷たい風が吹いています。狭い仮設住宅や借り上げアパートで寒い中、我慢を強いられています。東電は責任を持って被災者に賠償しろ!これ以上被害者を増やすな!重大事故を起こした責任も取らず事故の検証もせず原発を再稼働したり他国に売ったりする資格など無い!また原発自体構造も安全なものは無い!危険なものを動かしたら益々事故が起きる!よく考えて東電は行動しろ!」と怒りながらスピーチをしました。
また大熊町で被災し現在は会津で避難生活を送っている女性が発言しました。「私は2004年4月原発のモニターになりました。当時の社長は勝俣で何でも言っていいよと言われ自家発電を1番高いところにしたらと言うと勝俣は私には返答せず吉田君コストがかかるからできないよと言いなさいよと目の前に自分がいるのにそう言いました。メルトダウンしたらどうするのだと聞くと何を馬鹿な事を言ってるんだと、原発労働者の被曝について尋ねるとそんな事は無い被曝なんかしていないと返答しました。大熊町から双葉町には双葉活断層があって問題になっていました。しかし勝俣は大丈夫地震は来ない、命は守りきれると、事故は起きないと言いました。しかし事故は起き、汚染水のタンクの溶接は費用がかかるからと行わず漏れていきました。そして東京電力は自分の仲間を見殺しにしています。福島原発の作業員は朝4時に仕事に行き夜中に帰って来ます。東電社員は怖いところに行きたくないと逃げています。2次、3次といわれる下請けは必死になって作業をしています。自分の同僚を見捨てるのですか。仲間の安全を守れないなら未来はありません。二度と悲劇を繰り返さない為に柏崎・刈羽原発を再稼働なんてしないで下さい。みなさんの子供の命を守る為に一丸となって廃炉に向けて下さい。そして私たちに謝って下さい」とスピーチをしました。この方が言うように自家発電を高いところに設置していれば全電源喪失せず大事故には至りませんでした。原発事故は明らかに人災だという事がわかりました。

そしてその後東電に申し入れを行いました。東電の社員は不在で警備員に対して行いました。申し入れの最中はみなさん怒りが爆発して興奮したのか後ろではコールが始まり端の方ではSさんがトラメガを使ってスピーチをしていた為に申し入れの声はかき消されカオスでした。
by riz10212 | 2015-03-12 23:10
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